歴史的空間再編コンペティション 2020

大会概要

開催メッセージ
本コンペティションは、全国に存在する歴史的空間を再編しようとする設計作品を対象とします。
「学生のまち金沢」、「歴史都市・金沢」に全国の学生が集い、競い合い、学び合うことにより、歴史的空間のストックを見つめ直し、新しい価値を生み出すことを期待しています。 (実行委員会)

大会スケジュール
2020年11月22日〔日〕
09:15 -09:40  開会式09:40 -10:40  2次審査ディスカッション10:55 -11:50  記念講演11:55 -12:45  トークセッション&質疑応答13:45 -18:00  ファイナルプレゼンテーション18:10 -18:40  閉会式

記念講演&トークセッション
【テーマ】『木・木材・木質化からみた歴史的空間再編』
【概要】 日本は古くから木と密接に関わり、木とともに歩んできた文化を持っている。 しかし、都心部では近代化によって、不燃化を目的とした開発が急速に進み、S造やRC造の建物が主流となってしまったため、木造が減少の一途をたどっている。 一方で、金沢では、戦災や大きな災害を受けなかったこともあり、東茶屋街や長町武家屋敷、尾張町などを中心として藩政期からの建築も含め、多くの木造建築が街の中に残っている。これらの木造建築を核として、様々な木の文化を継承するとともに、近年では木造の新しい可能性への試みも見られ始めている。 また現在、森林の多面的機能の発揮や山村等の地域経済の活性化を通じた持続的な森林の保全に、人工林資源を中心とする国産材の需要拡大が必要だと考えられている。「カーボンニュートラル」という木材の特徴を活かした地球温暖化防止及び循環型社会の形成への貢献も強調されている。 日々変化していく現代社会において、木の文化や木の持つ可能性が今後の建築物とどのように関わり、新たな都市空間を豊かなものへと変えていけるかについてお聞きしたい。
【参加方法】 審査当日、歴史的空間再編コンペティションの公式チャンネルで視聴できます。
【参加費】無料
【講演者】腰原 幹雄 (東京大学生産技術研究所・教授)長谷川 豪 (長谷川豪建築設計事務所代表)松田 法子 (京都府立大学准教授)
【モデレーター】松田 達 (静岡文化芸術大学准教授/松田達建築設計事務所)
【時間】 10:55 -11:50 記念講演11:55 -12:45 トークセッション&質疑応答

主催:歴史的空間再編学生コンペ実行委員会、金沢市
事務局:金沢市 市民局 市民協働推進課(金沢学生のまち市民交流館)内
〒920-0981 石川県金沢市片町2丁目5番17号
運営:学生団体SNOU

http://www.kanazawagakusei-compe.com/2020/