TRANS-



概要

アート・プロジェクト:TRANS- とは、2019年秋に神戸で開催されるアート・プロジェクトです。
神戸がグローカル・シティの先鋒となるべく、現代アートを切り口に何かを“飛び越え、あちら側へ向かう”ための試みです。
世界各地で開催が相次ぐ芸術祭とは一線を画し、参加作家を2名と少数に絞ります。
会期中は神戸の3つのエリアを舞台に、美術作品や野外劇など様々な仕掛けが出現します。
 *「TRANS」とは、「越えて」「向こう側へ」という意味を含む接頭語。
 **「TRANS」から派生した単語に「TRANSFORM(変容)」「TRANSPORT(輸送)」などがある。〔TRANS-〕

アーティストトーク/スペシャルトーク

■アーティストトーク

①グレゴール・シュナイダー × 林寿美[9/14(土)13:00-14:00]

神戸の3つのエリアで開催される《美術館の終焉──12の道行き》では、どのような空間が待ち受けているのか。神戸の街にどのようなインスピレーションを受け、どのような過程を経て、本作品が誕生したのか。 シュナイダーの作品制作における発想・着想や、作品の真髄に触れるまたとない機会です。

②やなぎみわ × 林寿美[9/15(日)13:00-14:00]

兵庫区出身のやなぎみわは、美術作品の一環として2011年より演劇に取り組んでいます。TRANS- では、《日輪の翼》の巡礼を、恵比寿神の漂流と兵庫津で入滅した一遍上人の遊行に重ね、半海半陸の公演地で、踊念仏とともに上演します。地元の寺院の協力 を得て、踊念仏ワークショップを開催するなど精力的に活動を続けるやなぎみわと日輪の翼の魅力に迫ります。

■スペシャルトーク

③松田法子 × 林寿美[9/16(月)13:00-14:00]

神戸といえば、今でこそ三ノ宮や元町が中心地・繁華街として知られていますが、もともと神戸の港(兵庫津、大輪田泊)が開かれたのは、TRANS- が開催される西側のエリアでした。 TRANS- が開催される「新開地・兵庫港・新長田」エリアには、どのような歴史があり、どのような魅力があるのか。ブラタモリに出演し人気を博した、建築史・都市史 の研究家の松田法子氏をゲストに迎え、歴史と都市という角度から、TRANS- の見どころをひもときます。

http://trans-kobe.jp/events/talk/entry-98.html
※写真はすべて「TRANS-」公式ウェブサイトより